あるの成り立ち
1997年12月に、自宅出産や助産院出産など選択肢のある自分らしいお産をしたい女たちが集まり立ち上げた、営利を目的としないボランティア団体「私らしいお産を考える会」が、24年を経て「一般社団法人ある」になりました。
沿革
1)お産の体験を聴く・語る・分かち合う場として「お産の定例会」、2)こどもとおとなのための生・性を科学的に学ぶ「包括的性教育」、そして3)悲しいお産になったとき…グリーフワークの場として「流産・死産(誕生死)の体験者の集い」を開催し、〈おとなとこどもの自己肯定感をはぐくむ〉という思いで活動を重ねてきました。
そして2020年12月、さらなる社会課題へ対応するために法人化する運びとなりました。
赤ちゃんをこの手に抱いた時のうれしさを忘れない、その人のあるがままを大事にしたい… そんな願いを込めて、法人名を「ある」と名付けました。
事業内容
●10代ママくらぶ
活動を継続して12年目となります。2020年には「りゅうちゃん子どもの希望募金助成事業」、2021年には「WAM助成(社会福祉振興助成事業)*制度の狭間に対する、民間福祉活動を応援し社会課題の解決の仕組みをつくる*」、に採択されました。2022年も「りゅうちゃん子どもの希望募金助成事業」「新型コロナウィルス感染症対応市民活動チャレンジ助成事業」「赤い羽根共同募金」「OK基金」より助成を受け、引き続きコロナ禍の厳しい状況を社会で支える支援にも取り組みます。
●性教育 いのちの教室、避妊相談
活動開始から23年目を迎えました。”わたしのからだはわたしもの”という人権を軸に
こどもとおとなのための包括的性(生)教育として、出前講座を行なっています
2022年は、内閣府「沖縄子供の貧困緊急対策事業(女性の避妊に係る相談支援事業)」に採択され、7月より沖縄県全域(離島含む)の若年層の女性を対象とした避妊相談・避妊リングの補助等に取り組んでいます。個人はもちろん、学校や行政、関係機関等お気軽にご連絡ください(080-1703-9738 まで)
●グリーフワーク
活動を継続して20年目となりました。「誕生死当事者と家族の分かち合いの集い」として、2か月に1回 体験者同士の「わかちあいの集い」の他、個人の状況・ご都合に合わせた個別面談を行なっています。その他、オリジナルで作成した、当事者であるお母さんとご家族、周りの方へ向けたグリーフ冊子を発行しています
●シェアハウスあるところ
2020年から開所し、3年目を迎えます
指定障害福祉サービス事業所
共同生活援助
介護サービス 包括型:定員4人
短期入所 空床型:定員1人
障がいのある方と若者たち、そして赤ちゃんが育ち合う居場所をめざすシェアハウスです
定款
当法人の定款につきましては、こちらのPDFをご参照ください
理事名簿 PDF
報告書
2022年1月発行の報告書です。こちらのPDFをご参照ください
連携団体・連携機関
NPO法人にじのはしファンド
一般社団法人虹のまほろ場
助産院パピヨン
アフターケア相談室 にじのしずく
しののめケアハウス
真喜屋法律事務所
さよウィメンズ・メンタルクリニック
㈱レキオスホールディングス
ゆいクリニック(産婦人科)
オハナース浦添訪問看護ステーション
Naoko女性クリニック(婦人科)
一般社団法人 日本女性財団
豊見城市ファミリーサポートセンター
那覇市ファミリーサポートセンター
浦添市ファミリーサポートセンター
沖縄若年妊産婦の居場所「ゆくるん」
しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄